コラボレーションの応用


同じデジタル環境を共有するスタッフとの高次元コラボレーション。


多くのスタッフの手をへて完成する映像作品は、その制作過程そのものをデジタル化することによってこそメリットが生まれてくる。
特に制作のコミュニケーションでその便利さは特筆したい。
大手商社のネットワークや、メーカーの社内ネットワークに電子メールが使われるのはあたりまえの現在、残念なことに映像制作会社がスタッフ間のコミュニケーションのために電子メールを使用しているところはまだ少数だ。
特に契約社員やフリーのスタッフを起用する現場での立ち遅れは目に余る。
いわゆるOAにもっとも遠いところに制作スタッフはおかれているのだ。
気の利いた個人はNIFTYなどの商用パソコン通信で電子メールを使える環境を手にいれてはいるが、中小の制作会社では自社のネットワークを独自に用意することなど、サーバー管理の手間や新たな人件費コスト増大で困難と思うことだろう。
だが、電子メールの次に来るデジタルオフィスは、完全に私物化できる環境を前提にしなければ成立しない。
アクセスできる人を任意に選べる電子会議室によって始めて制作スタッフミーティングは可能になる。電子伝言板は24時間受け付けできるデスク業務にも有効だ。制作費の精算が遅れることを悩む前に遠距離からでも出金の報告をリアルに受け取れる。(これは不便かな?)
さらにデジタルオフィスとノンリニアシステムを検証して見よう。

 




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